病気を抱えながらご自宅で生活されている方の健康状態の確認、医療処置が必要な吸引などの看護ケア、排便管理などの他、ご家族への服薬指導や看護ケアの指導などですね。
メディカルカラーの特徴として、呼吸器ケアの資格を持ってらっしゃる看護師が2人いるので、呼吸器系の患者さまが多くいらっしゃいますね。
大学病院で脳神経内科に5年、救急外来で2年勤務してきたので、基本的な看護ケアの技術に関してはけっこう自信を持っていましたし、摂食嚥下の障害のある方のケアの研修も集中的に受けたので、摂食嚥下障害に関しても少しは自信がありました。
もともと訪問看護をやりたくて看護師になったんです。
一緒に暮らしていた祖父母と母方の祖父が立て続けに亡くなり、人って最終的に亡くなっちゃうんだ、最後の過ごし方って大切なんだということを実感しました。
祖母は家に帰りたいってずっと言っていましたが、両親が共働きで自宅で過ごすことができなかったので……。
病気を抱えていても、最後までおうちで過ごせる支援ができる仕事をしたいなと思ったのがきっかけです。
決め手は直感です(笑)。
訪問看護歴20年以上という、管理者の福本順子さんとお話しして、 「この人の下で働きたい」 と思ったんです。
この人についていけば間違いないと直感的に感じて!
人材派遣の会社からも紹介していただき、4社くらい面接に行きましたが、福本さんが決め手です!
看護師としてはいろいろと経験を積んできましたが、訪問看護では一人で患者さまのお宅に行って、いろいろ判断して、ケアしなくてはいけないんです。
そう思ったとき、不安も大きかったんですが、面接のときに 「いつでも相談に乗るよ」 とおっしゃってくださって、実際に働き出したときも、訪問中に不安なことや判断に迷うことがあったときに、すぐに電話して聞くことができたりとか。
サポート体制が整っていると感じています。
病院と違い、利用者さまの表情がものすごく自然体なんですね。
住み慣れた家で生活していると、その人らしさがよく見えます。
病院だといろんな決まりがありますが、ご自宅にお邪魔させていただき、その方をよく見て、何が一番必要なのかなというところを考えてケアできるのが、訪問看護の魅力、やりがいだと思いますね。